PC版MONSTER HUNTER RISEでModを使用する際に必要となる「REFramework」の使用方法を紹介します。
1 REFrameworkのインストール方法
1.1 Nexus Modsのアカウントについて
REFrameworkはNexus Modsというサイトで公開されています。
Nexus ModsからModをダウンロードするには、アカウントが必要になるので予め準備しておいてください。
参考記事: 【Nexus Mods】アカウントの作成方法
1.2 REFrameworkのダウンロード
REFrameworkは下記のリンク先からダウンロードできます。

MAIN FILESにあるMANUAL DOWNLOADというボタンをクリックするとファイルがダウンロードできます。
Choose download typeと書かれたページでは、FreeのSLOW DOWNLOADを選択してください。
ファイルの保存場所はどこでも構いません。
この記事を書いている時点(2022年8月)での最新バージョンは1.3.4ですが、これよりも新しいバージョンが公開されている場合はそちらを使用してください。
1.3 REFrameworkのインストール
ダウンロードが終わったらZIPファイルに入っているdinput8.dllを、MonsterHunterRise.exeがある場所にコピーします。
コピー後は以下のようなファイル構成になります。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\MonsterHunterRise\dinput8.dll
1.4 REFrameworkのアンインストール
MonsterHunterRise.exeと同じ場所にある_storage_、reframework、dinput8.dll、re2_framework_log.txt、re2_fw_config.txt、ref_ui.iniを削除すればREFrameworkをインストールする前の状態に戻せます。
一時的にREFrameworkの機能を停止したい場合は、dinput8.dllだけ別の場所に移動させてください。
2 REFrameworkの使用方法
2.1 REFrameworkの起動確認
インストールが完了したら、REFrameworkの起動確認を行います。
REFrameworkがうまく起動できていれば、ゲーム起動後に画面左上に下の画像と同じものが表示されるはずです。

REFrameworkと書かれた上部のグレーの部分をドラッグすると移動ができます。
上下左右の端をクリックすると色が青に変わるので、この状態のままドラッグすると大きさを変更できます。
ConfigurationのFont Sizeで文字の大きさを変更できます。
右上にある×をクリックするか、Insertキーを押すとREFrameworkを非表示にできます(ゲーム中にREFrameworkを表示しておく必要はありません)。
再表示する場合はInsertキーを押してください。
REFrameworkの表示/非表示を切り替えるキーは、ConfigurationのMenu Keyで変更ができます。
2.2 設定ファイルのバックアップ
REFrameworkをインストールしてゲームを起動するとMonsterHunterRise.exeがある場所にre2_fw_config.txtというREFrameworkの設定用のファイルが作成されています。
各設定のデフォルトの値を確認するためにこのファイルをバックアップしておくといいと思います(必須ではありません)。
re2_fw_config.txtを削除した場合はゲームを起動すると再度作成されるので、これを利用してリセットすることも可能です。
2.3 REFrameworkを必要とするModの使用方法
2.3.1 Modのインストール方法
REFrameworkを必要とするModは.luaファイルをreframework\autorunにコピーしてインストールするタイプと、reframeworkフォルダをMonsterHunterRise.exeと同じ場所にコピーしてインストールするタイプが多いです。
reframeworkやautorunなどのフォルダは、REFrameworkをインストール後にゲームを起動すると自動で作成されます。
例えばVIP Dango TicketsというModの場合、VIP_Dango_Ticket.luaというファイルだけがダウンロードできるので、これをreframework\autorunにコピーしてインストールします。コピー後のファイル構成は下記のようになります。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\MonsterHunterRise
\reframework\autorun\VIP_Dango_Ticket.lua
また、REFramework Direct2DというModの場合は、reframeworkというフォルダがダウンロードできるので、これをそのままMonsterHunterRise.exeと同じ場所にコピーしてインストールします。コピー後のファイル構成は下記のようになります。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\MonsterHunterRise\reframework
インストール方法が上記以外の場合もあるかもしれないのでModのDescriptionで確認してください。
2.3.2 Modの使用方法
Modをインストール後にREFrameworkのScript Generated UIを開くと、Modの各設定が行えるようになっています。
設定方法はModによって異なるので詳しくはModのDescriptionで確認してください。
2.4 FOVとFreeCamについて
FOVの変更とFreeCamはREFrameworkをインストールした時点で使用可能になります。
2.4.1 FOVの変更方法
ゲームデータをロードしたら、REFrameworkのCamera内にあるUse Custom Global FOVにチェックを入れて、Global FOVのボックス内にある青いバーをマウスで動かすことでFOVの値を設定します(下画像参照)。
Ctrlキーを押しながらボックス内をクリックすると値を入力することも可能です。

Use Custom Global FOVのチェックを外すと元のFOVに戻ります。
MonsterHunterRise.exeと同じ場所にあるre2_fw_config.txtを編集してFOVの設定を行うことも可能です。
2.4.2 FreeCamの使用方法
ゲームデータをロードしたら、REFrameworkのFreeCam内で設定を行います(下画像参照)。

初めにRotation Speedのボックス内にある青いバーをマウスで動かすか、Ctrlキーを押しながらボックス内をクリックすると値を入力することができるので、値をを0.100位まで下げておきます。
これは使用しているマウスにもよると思いますが、Rotation Speedを1.000のままFreeCamを使用すると激しくカメラが回るためです(値は好みで設定してください)。
Enabledにチェックを入れるとマウスの動きに合わせてカメラが回転します。
Wでカメラの前進、Sでカメラの後退、Aでカメラを左に移動、Dでカメラを右に移動、Ctrlでカメラを下に移動(Move Camera down Key)、Spaceでカメラを上に移動します(Move Camera up Key)。
左Shiftでカメラ移動のスピードアップ(Speed modifier Fast key)、左Altでカメラ移動のスピードダウンです(Speed modifier Slow key)。
Speedで前後左右への移動のスピードの設定を行います。
Speed Modifierでスピードアップ/ダウンしたときの変化量の設定を行います。例えば初期設定の4から最大の50にすると、スピードアップした場合はさらに早くなり、スピードダウンした場合はさらに遅くなります。
Lock Positionにチェックを入れるとカメラをその場で固定します。
Disable Character Movementはカメラを動かしたときにキャラクターは動かさないという設定ですが、機能していないようです。
FreeCamのチェックを外すとカメラの位置が元の位置に戻ります。
キーの変更をしたい場合は、Toggle KeyやMove Camera up KeyなどをクリックするとPress any key …と表示されるので、設定したいキーを押してください。
キーの番号については、LWJGL Key Tableで検索してみてください。
MonsterHunterRise.exeと同じ場所にあるre2_fw_config.txtを編集してFreeCamの設定を行うことも可能です。

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